公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団 公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団

次世代研究者助成事業

次世代研究者助成事業とは

2024年度から新たに高校生を対象とした「次世代研究者助成事業」を開始いたしました。
次世代研究者助成事業は、「人間と遊び」をテーマとした高校生の研究活動をサポートするための助成制度です。
審査を通過し採択された方には研究費10万円が付与され、研究コーチによる定期的なメンタリングを受けながら研究に取り組んでいただきます。
多数の研究者のご応募をお待ちしております。

1.助成対象研究分野

「人間とあそび」をテーマとした人間性・社会性を高める自由な発想を実現・実装する研究

2.募集内容

(1) 募集対象

  • 日本国内の高校生・高等専門学校生(3年生まで)・中等教育学校生(4〜6年生)
  • 個人もしくは3名までのグループ

応募された生徒・学生が通う学校の教員1名を研究助成活動実施責任者としてご登録いただく必要があります。

(2) 助成研究費

  • 研究費 100,000円

研究費の使用用途は研究に要する経費(材料費、部品等購入費、設備費、交通費等。ただし、飲食代は除く。)のみとします。

(3) 研究期間

2025年4月〜2025年9月(採択〜研究成果報告書を提出するまで)

(4) 採択予定件数

5件(予定)

3.応募方法等

(1) 応募期間

2024年12月2日〜2025年1月31日

(2) 応募に必要なもの(@Aは指定様式です。)

  1. 研究計画書(指定様式)
    申請者(生徒)情報や、申請する研究テーマについての必要情報を記入してください。
  2. 生徒の研究活動支援に関する同意書(指定様式)
    学校の教員1名に「生徒の研究活動支援に関する同意書」を渡し、承諾の上、必要事項を記入してもらってください。
  1. ③ 研究への意欲を伝えるプレゼン動画(1分以内)
    動画では、研究にかける想いや、なぜその研究を行いたいのか、将来成し遂げたい事などを申請者(生徒)自身で熱く語ってください。
    動画はYouTubeに限定公開動画設定でアップし、URLを応募フォームの該当欄に記入してください。

スマートフォンでの自撮りでOKです。スライドも不要です。

限定公開動画設定の方法は下記のURLを参照してください。https://support.google.com/youtube/answer/157177?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop

(3) 応募方法

専用の応募フォームからお願いします。

(4) 受付確認

応募受付後、事務局から申請者(生徒)に受付確認メールをお送りします。

4.選考

(1) 審査方法

学識経験者である選考委員(非公開、委員長のみ公開)が、書類選考、本審査の2段階により慎重に審査して決定をします。

(2) 結果発表

2025年1月31日に審査結果を当財団Webサイト上で発表します。

5.採択後のスケジュール

日時内容説明
4月11日
16:30〜予定
オンラインキックオフイベント今後の流れの説明や研究コーチ・他研究者との交流を行います
4月25日研究助成金振込受取口座は基本的に学校の口座とします。学校側で対応が難しい場合はご相談ください。
4月〜9月
毎月1回
研究サポート/メンタリング(オンライン)研究コーチによる研究メンタリングでは、月1回程度のオンライン面談を実施します。
10月15日研究成果報告書提出A4・2枚、報告書の様式は決まっています。
11月平日
(午後)
研究成果発表会東京都内の会場で、一般の研究者同様、プレゼンテーション形式で研究成果を発表します。

6.注意事項等

  • 募集要項 」をよく読んでください。
  • 次世代研究者助成事業規約 」を遵守してください。
  • 他の応募・コンテストと同内容で重複しての応募はできません。
  • 採択された場合、採択者(生徒)の情報や研究の内容及び成果(氏名、年齢、所属学校、顔写真等の個人情報を含みます)が、当財団のウェブサイト、刊行物、SNSその他媒体を問わずメディアへ掲載されることに同意する必要があります。(その他媒体に掲載する際は事前に連絡します。)
  • 原則として、以下の2つのイベントに参加してください。
    @オンラインキックオフイベント(2025年4月11日 16:30〜)
    A研究成果発表会(11月の平日、対面実施)

7.その他

【動物を使用しないテーマであること】
ここではマウスやラットを用いた動物試験を想定しております。動物愛護法の注意範囲に当てはまらない生物(貝類・魚類・両生類など)を用いた実験は応募可能です。
【生成AIを利用することについて】
生成AIを研究、または研究報告書作成に使用することは可とします。ただし、どの程度どこの箇所において使用したのか必ず申告することを条件とします。
生成AIを使用しているように見受けられるにもかかわらず、使用した旨の申告がない場合は審査の中で可否を判断します。また、たとえ研究者本人が意図せずとも、著作権法に触れた場合、当財団は責任を負いません。著作権については採択者(生徒)及び研究助成活動実施責任者(教員)が管理することを前提とします。

8.お問い合わせ

中山隼雄科学技術文化財団 事務局
 https://www.nakayama-zaidan.or.jp
 03-6226-6161

9.FAQ

研究計画書に指定の様式はありますでしょうか。
指定様式があります。当財団のWebサイトからダウンロードしてください。
応募資格について「個人もしくは3名までのチーム」とありますが、3人の上限を設けているのはなぜでしょうか。
コーチによるメンタリングの際、人数が多いと配慮が行き届かなくなる可能性がありますので上限を設けました。また、研究成果発表会に大人数での出席が難しいことも理由の一つです。
10月15日に提出する報告書に指定の様式はありますでしょうか。また、分量はどの程度でしょうか。
指定様式があります。分量はA4・2枚です。
頂いた報告書は当財団年報「財団レポート」に掲載される予定です。
研究が完了しなかった場合はどうなるのでしょうか。
研究が完了していなくても活動の経過、そこまでの経緯・成果を報告書にまとめ提出し、研究成果発表会で発表していただきます。研究費の返還は必要ありません。
研究期間終了後、助成研究費の使用用途の報告は必要でしょうか。
必要ありません。研究助成活動実施責任者としてご登録いただいている先生の指導のもと使用してください。

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