第31回研究成果発表会
「第31回研究成果発表会」を、2024年11月18日(月)開催しました。
22組の研究者が登壇発表、パネルディスカッションを通じ、研究成果を発表しました。
開会のご挨拶
開会にあたって、当財団理事長・中山晴喜がご挨拶しました。
多数のご出席に感謝を述べ、多様なテーマの研究成果発表に期待を寄せるとともに、次世代研究者研究助成に採択された高校生の発表を楽しみにしていると語り、挨拶を締めました。
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登壇発表
6名の研究者が登壇発表を行いました。
発表後はポスター会場の各ブースで研究成果についての質疑応答や議論が行われました。
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ポスター発表
19名の研究者がポスター発表を行いました。
今年度も多岐にわたる研究テーマの発表があり、調査研究、助成研究A、助成研究B、国際交流助成、普及啓発活動それぞれから発表していただきました。
- 山家 智之(東北大学 加齢医学研究所)
年寄りだって、介護老健施設だって、ゲームを楽しみたい - 平尾 温司(自治医科大学 看護学部)
ウシのヴァーチャルリアリティ動画はヒトを癒せるか? - 服部 稔(広島大学 大学院 医系科学研究科)
内視鏡外科手術におけるテレビゲームトレーニングの効果 - 小林 信重(東北学院大学 情報学部)
ゲームデザイナー堀井雄二の性向と能力の形成過程に関する調査研究 - 小池 耕彦(自然科学研究機構 生理学研究所)
「あがり」による能力低下のメカニズムの解明 - 小出 治都子(大阪樟蔭女子大学 学芸学部)
ゲームの保守からみる次世代への継承と教育 - 毛利 仁美(立命館大学映像学部)
参加国際会議:Replaying Japan 2024第12回国際日本ゲーム研究カンファレンス - 齋藤 長行(東京国際工科専門職大学 工科学部)
子どものゲーム利用環境整備を促進させる政策メカニズムの解明 - 中島 徹(東京大学大学院 農学生命科学研究科)
大規模計算機資源と生態系ビッグデータを活用した自然観察ゲームプラットフォームの実証と効果検証 - 福井 昌則(岩手県立大学 ソフトウェア情報学部)
ゲームがもたらす幸福感と不幸感に関する構造的把握 - 佐賀 亮介(大阪府立大学 人間社会システム科学研究科)
レビューおよびチャットを用いたゲームの楽しさに及ぼす影響分析 - 古田 このみ(奈良教育大学 教育学部)
オートマタ(からくりおもちゃ)教材を使用したワークショップ実施報告 - 小野 憲史(NPO法人国際ゲーム開発者協会日本)
2023年度以降の活動報告
次世代研究者助成
3組の高校生研究者が登壇発表を行いました。
今年度より開始した新規事業である「次世代研究者研究助成」第1回目に採択された高校生研究者の発表は会場の注目を集めていました。
講評(総括)
最後に、当財団評議員・企画委員長を務める慶應義塾大学名誉教授有澤誠先生、当財団理事・選考委員長を務める成蹊大学名誉教授の渡邉一衛先生が講評を行いました。