公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団

特集

アンケート調査結果報告

研究開発助成事業の成果に関するアンケート調査結果報告

研究開発助成事業は、当財団の主要な公益事業でありますので、財団設立10周年の際に実施したアンケートと同様の調査内容で設問し、研究者の意識の変化や研究実績について両者を比較対照して分析し、今後の研究開発助成事業検討の一助とするために実施しました。
調査期間:平成24年7月~8月

研究成果の利用(複数回答可)

「継続研究に利用される成果」が40%を超えている一方で、「産業上のノウハウや基礎技術として利用されているもの」は、前回の15%から約6%へと減少している。インキュベーション開発への研究助成が増加していることが影響している可能性がある。

研究助成の評価(複数回答可)

前回と傾向に大きな変化はなく、当財団が、新進気鋭の研究者達に対して、相対的に手厚く研究助成してきたことが裏付けられている。また、毎年実施してきた「研究発表会」が研究者間の交流に役立っていることが窺われる。

助成研究の終了後

前回同様に10人中9人までが助成研究に係る(関連)テーマの研究をその後も継続しており、研究テーマの確かさと研究者の研究に取り組む姿勢又は粘り強さを浮き彫りにしているといえようか。

当財団の助成研究事業に対する評価(複数回答可)

今回は「共同研究の容易さ」と「他の研究費獲得にも有利になった」ケースが大幅増で、「所属組織では難しい研究テーマが実現」を合わせると43.8%(前回31.5%)となり、当財団のインキュベーション機能の増強を反映している。一方、1件当たりの助成額を減らし助成件数を増やしたため、「高額な研究費が得られた」とする回答は減少した。

当財団の事業活動へのご意見・ご要望(自由記載)

修士課程の学生や国外の研究機関に所属する研究者などへ申請資格の間口が広がると、さらに質の高い研究テーマが集まると思います。

社会的および学術的に見て、たいへん有意義な研究助成制度だと思いますので、今後とも継続していただきたいと思います。

日本ではゲーム研究への助成は多くなく、他の助成は研究内容に制限が課されていることが多いため、貴財団のゲーム研究助成事業は、きわめて大きな役割・意義を果たされてきたと考えます。

遊びに関する研究助成はとても少ないので、今後もぜひ事業を継続していただきたい。研究発表会の場や交流の場を設けていただき、同じ課題で研究をする方々と分野を超えて知り合うことができました。

貴財団の助成により新規に研究を実施する原動力を得て、現在もその研究を継続させて頂いております。心より御礼申し上げます。

助成を頂いて参加した国際会議において、その後の研究活動にとって有意義な意見交換や、第一線の研究者との交流を持つことができたことに大変感謝いたしております。

「人間と遊び」に特化した貴重な支援財団ですので、今後も事業を継続して欲しい。また、期間を数年程度に拡大し、最終成果として実機による遊びのデモ、あるいは、ビデオによる紹介を義務づけ、5年ごとにまとめの展覧会などを実施することもよいかもしれない。

研究費の使用制限など、研究者に対する理解が大きいと感じています。また、研究開始が遅れないよう事務的に多大な配慮を頂きました。

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